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1月, 2026の投稿を表示しています

Is the grass really greener on the other side? Comparing Japan and Germany #1 Finding a pitfall at a supposedly heavenly hospital in Japan

 I have been living in Germany for quite some time. Last fall, for the first time in decades, I had a hospital experience in Japan as I accompanied my mother for surgery. What surprised me was the number of nurses working on the floor. There’re just so many! According to OECD’s statistics, the number of nurses per 1,000 people is 12 for both Germany and Japan, but it looked as if the Japanese hospital had 50% more nurses. I asked myself why and came up with some possible answers. In Germany, about half of the nurses work part time. They also take almost all paid leave days and often miss work. From what I heard, Japanese workers are far less likely to work part time and miss work. I’m not sure how OEDC collects the data, but I would say the difference may reflect the actual working hours rather than headcount. Another difference was the role played by administrative staff. In Germany, you would almost never see them at a nurse station. But in Japan, they were playing key roles th...

となりの芝生はホントに青いか?ドイツと比べる#1 日本で入院。天国にも落とし穴

  ドイツに住んで長い私であるが、昨秋母の入院に付き添い、日本での入院を何十年ぶりに体験した。  驚いたのは現場での看護職の多さだ。 OECD の統計によると、人口千人当たりの看護職員の数はドイツと日本はほぼ同じ 12 人だけれど、 1.5 倍くらいいるように見えるのだ!なぜだろうか。ドイツはパート勤務が半分を占めるのと、有給休暇ほぼ全部消化する上、欠勤がとても多い。日本は欠勤もパートタイム勤務もまだまだ少ないと聞いている。 OECD の統計の取り方はわからないけれど、おそらくこの差は実働時間の長短からくるものではないか。     看護職が多く見えるのは、看護師によるものだけではない。ドイツのナースステーションでは姿を見ることのない事務職員さんが活躍していたのだ。ドイツだったら看護職員がするであろう、病床への案内や滞在中の注意、金銭・事務的な事を患者さんに説明していた。看護職員は医療に集中できるわけだ。ナースコールを押すと割とすぐに来てくれるし、飛躍しがちな高齢の母の話にも耳を傾けてくれた。ナースコールが形骸化していた(最近は少し改善したが)ドイツから来た私にとっては天国に見えた。  でも、後から天国にも落とし穴があったこともわかった。 母が受けたのは、ドイツだったら高齢者であっても数日(若い人なら日帰り)で退院するような軽めの手術だった。 2 日後にはほぼ回復していたのに、入院は 5 日と長かった。これが後遺症を残した、と私は思っている。退院後、自宅に戻ったら、玄関の段差が克服できなくなっていたのだ。「よいしょ」と声をかけながら何度も試みたが、できない。長い入院により、元々弱かった足腰がさらに弱ってしまったようだ。その結果、その後は立ち上がることも難しくなり、自宅に住むことができなくなってしまった。  ドイツは約 20 余年前、それまでは国際比で長かった在院日数を短くするため、患者を短時間で退院させるほど病院が儲かる仕組みに変更した。以来、傷が完全に治っていなくても退院させられことが増え、患者にはしんどい制度になった。メディアでは「出血退院」などと批判もされた。一方で在院日数短縮は、医療費削減のためだけではなく、患者の健康回復のため、とも当時言われていた。すっかり忘れていたが、今回はこれを母の身をもって体験させられた形だ。そして、患者に厳しめのドイツの...