日本では、春といえば桜、お花見を思い浮かべる人が少なくない。 昔から、街路樹、公園や神社、学校に役所に、さまざまな場所に桜が植えられてきた。 まだまだ寒さ厳しい時期に膨らみ始めたつぼみを見上げて春を想う人。 咲き始めた桜に新たな生活のはじまりを重ねてワクワクする人。 そして、散り始めた桜の花びらの美しさとはかなさに感動の涙を浮かべる人。 開花予報がニュースのトピックになることを不思議に感じる人がいないくらいに馴染んだ花が桜だったりする。 そんな桜の開花にあわせて地域で企画されているのが桜祭り。 地域の団体や露天商が出すお店で買った食べものや持ってきたお弁当を桜の下をそぞろ歩きしながら食べるだけのイベント。 芸能人がきたり、地域のグループがダンスや歌を披露したり、ショーがあるところもあるけれど、基本は桜を眺めることがメインイベント。 不思議なのは、知らない人どうし、桜を見上げ、目があえば「きれいですね〜」なんて会話がそこかしこで生まれていること。 皆が笑顔で、普段、閉じこもっている様な高齢男性も出てきて、嬉しそうにビール片手に楽しんでいること。 そこにあるのはなんとなしな一体感であり、きれいに写真が撮れる場所を教えるような誰かに嬉しさをわける気持ちだったり。 居場所づくりって、こんなことなのかな … 。 プロダクティブ、人になにかをシェアする、シェアしあうってこういうことなのかな … 。 桜の季節限定だけれど、ゆるやかな居場所、プロダクティブが生まれる姿に色々考える春。 サクラサクに代わるプロダクティブのタネ、探していきたいな … 。 ---------------------------------------------------------------------------- 東海大学健康学部健康マネジメント学科 ウェルビーイングカレッジ 澤岡詩野( SHINO SAWAOKA ) jzt1864@tokai.ac.jp 健康学部公式サイト: https://www.tokai-kenko.ac/ ----------------...
国際長寿センターは1990年の設立以来、エイジズムに反対し、豊かで創造的な社会を目指す国際長寿センター・アライアンスの「プロダクティブ・エイジング」の考え方に沿って活動してきました。 私たちはかねてから日本の長寿社会に関する情報について調査研究やイベント結果の発信を報告書やHPで発信してきましたが、より機動的にまた読みやすい形で発信するためにブログの形式も利用することとしました。 内容は、現在の日本の高齢者と高齢社会のすばらしい事柄から、課題や方向性など含めながらコンパクトな記事を用意していきます。 ご愛読をお願いします。